まずは公平にご挨拶

【智花】
「ひゃ……わっ、和哉の先から、なにか出てきた……」

【みこと】
「うはぁっ、すっごくエッチぃね、これ……っ!」

モノを見る姉妹たちの表情が、熱っぽくとろけてきた。
モノに触れている手が熱を帯び、先走りと汗が混ざって手の感触がなじんでくる。

【智花】
「あっ……や、やだ、くちゅくちゅって、やらしい音してる……」

智花は嫌と言いつつ、人差し指の先で源泉をまるく撫ではじめた。
指で押され、先走りがどんどんにじみだして竿を伝い落ちていく。

【いずみ】
「ほら、かずちゃんのカウパーを、手に絡めてなじませないとね……汗だけじゃ、水気が足りないもの」

【みこと】
「んん~、たしかに手をべとべとにすると擦りやすいかも?」

【絵麻】
「はい。巷では、ローションを使うと聞きます」

姉妹たちは口々に言いながら、我先にと先走り液を手にからめようとする。
一人二人どころではない手の感触の応酬に翻弄されて、快感以外のことが考えられなくなってきた。

【智花】
「なによ……こんなに先っぽ真っ赤にして……私一人より、姉さんたちにも擦られた方がいいってわけ……?」

智花は不機嫌そうにつぶやきながら、亀頭をぎゅっと握る。

【和哉】
「っつう……!」

【智花】
「和哉、欲張りすぎよ……ん、ん、姉妹全員で触られて、喜んでる、なんて……」

弱い部分を強くつかまれているのに、先走り液で感触が緩和されて気持ちが良い。

【弥恵】
「ふぁ……本当に、ちょっと強めの方がいいんだね、兄さん……」

モノが反応して跳ねたからだろう、弥恵が感心したように呟いた。

【絵麻】
「お姉ちゃん、このままびくびくを大きくすれば、お兄ちゃんは精液を出してくれるはずですよ?」

【和哉】
「なっ……!?」