GALLARY

*Kurusu Yukako*
×祐果子
「ん……ふはあ……はぁ……すごい……
 幸せで……ずっと胸が、ドキドキしてます……」
×
 祐果子さんの蕩けた瞳には、自分だけが映っている。
×
 こうしている一瞬一瞬が特別なものに感じて、
 感動してしまう。
×啓人
「あの……祐果子さん。もっと触ってもいいですか?」
×祐果子
「はい……どうぞ……」
×
 祐果子さんがそっと頷くのを見た瞬間、
 我慢できずにブラジャーの上から手を触れた。
×祐果子
「んっ……ぁ、はぁぁ……っ」
×
 布地の上から少し力を入れて揉むと、
 祐果子さんが息を詰めた。
×啓人
「あ……ああ、ごめんなさい。痛かったですか?」
×
 思わず手を止めると、
 祐果子さんは少し焦ったように俺を見た。
×祐果子
「あ……あの……今日のブラ、ちょっと硬くて……
 だから、あの……ブラ、外してもらえると……」
×啓人
「っ……外していいんですか?」
×祐果子
「い、いいですよ。期待に応えられるかどうかは
 分かりませんが……わたしの全てを見て、触って欲しいです」
×啓人
「……ありがとうございます」
×
 俺は自分を奮い立たせ、ブラジャーに手をかける。
×祐果子
「んっ……」
×
 祐果子さんが少し背中を反らせてくれたから、
 思いのほか手間取らずに外すことが出来た。
×啓人
「わ……」
×祐果子
「あ……あの……変じゃ……ないですか……?」
×啓人
「全然。すごく綺麗です……」